ゴマのアレルギー表示の義務化

いろいろなアレルゲンが今問題となっていますが、ここにきて新たにゴマとカシューナッツが「できるだけ表示」という20品目の中に指定されたようです。 アレルギー症状を起こす危険性のある食品では、7品目が義務化されています。 卵・牛乳・ラッカセイ・乳製品・そば・エビ・かにの7品目です。 この7品目の他でも、アレルギー症状を起こす危険のある食品として20品目が指定されています。 大豆・くるみ・イクラを初めとする20品目です。

 

一方で、ゴマにはたくさんの栄養素が含まれており、健康食品として効能もあるようです。 脂肪とたんぱく質を多く含んでおり、抜け毛や白髪防止にも効果があるようです。 このように多くの効能もあると言われているゴマですが、アレルギーの症状も引き起こしてしまうということで、問題になっています。

 

消防庁の統計では、全国の病院でアレルギー症状を起こして搬送され、診察を受けた3000人のうち、12人がゴマが原因とわかりました。 ゴマアレルギーでは、意識がなくなってぐったりとなったり、腹痛やじんましんが出るというものです。

 

ゴマの栄養が見直されているので輸入量も増加しています。 そして、ゴマは意外な方法で食品の中にも含まれています。 香りが喜ばれことから、すってペースト状にして混入されたり、ゴマ油として炒める時に使用されています。 専門の医師の話では、このようなペースト状態で含まれると、粒状の時よりアレルギーの症状を発症し易いそうです。 目に見えない状態で混入されていると防ぐ事が困難となってしまいます。 例えば「こしあん」の中にも入っていたり、カレールーの中にも入っていることがあるようです。 そうめんなどの麺類の仕上げに、表面に塗られているひともあるそうです。

 

このようにいろいろな多くの加工食品に使用されているゴマですが、アレルギーを発症しない人にとっては、栄養価の高い食品です。 消防庁では、義務化されているわけではないが、「できるだけ表示」を徹底させることによって、少しでもアレルギーの発症を抑えたいと言っています。

 

片方では、アレルギーの原因となり、一方では高い栄養価から健康食品と言われて摂取されることが多くなっていますが、経済面で難しい問題です。